Dog Room
犬と人間の標準年齢換算表(犬種、大きさにより異なります)

 

 

Dog Roomではワンちゃんにとって怖い伝染病、フィラリアのご説明、また症状からみた潜在病気の種類について簡略的に記載させて頂きました。ワンちゃんが快適に過ごせるように健康管理のご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吐き気をもよおす 異物、胃腸炎、尿毒症、急性膵炎、寄生虫感染、伝染病、食餌の問題など
下痢をしている 腸内寄生虫、細菌性腸炎、ウイルス性腸炎、腸の腫瘍、食餌の問題など
おしっこに血が混じっている 膀胱炎、膀胱結石、腎盂腎炎、腎結石、尿道炎、前立腺疾患、各種腫腫瘍など
呼吸が苦しそう 心臓疾患、肺疾患、気管支疾患、喉頭疾患、鼻炎、貧血、熱射病、腫瘍など
体を痒がる アレルギー性皮膚炎、外部寄生虫感染、真菌感染、膿皮症、脂漏症など
体にしこりがある 良性腫瘍、悪性腫瘍、皮膚炎など
生殖器から膿が出ている 子宮蓄膿症、膣炎、子宮炎、前立腺炎、包皮炎、腫瘍など
食欲がない 感染症、腫瘍、疼痛、毒性物質の摂取、口腔の障害、内分泌障害など
水を良く飲む 糖尿病、腎臓に障害を及ぼす疾患、内分泌障害、電解質異常など
体重が減ってきている 食欲不振、消化不良、嘔吐、下痢、代謝性疾患、不十分な食物摂取、糖尿病、腫瘍など
発作を起こす てんかん、失神をひきおこす疾患、尿毒症、心臓疾患など
歩き方がおかしい 骨折、脱臼、靭帯損傷、筋肉の損傷、神経の障害、肥満による関節炎など
口を気にする 口内炎、歯周疾患、歯牙疾患、口腔内腫瘍など
眼がおかしい 角膜炎、結膜炎、ブドウ膜炎、ホルネル症候群、白内障など
異臭がする 口腔疾患、外耳炎、皮膚疾患、肛門腺の障害、化膿病巣、子宮蓄膿症など

 

 

 

伝染病とワクチン

 

ワンちゃんにとって生命を脅かす伝染病はいろいろありますが、これらの伝染病に対してワクチン接種することによりほとんどの病気を予防できるようになりました。成犬では年に一回、仔犬の場合は月齢にあわせたワクチンの接種をお薦めします。

 

狂犬病 狂犬病予防法で年一回の予防接種が法律で定められています。
犬ジステンバーウイルス感染症 発熱、下痢、神経症状などが起こり、死亡率が非常に高く、治っても後遺症が残る怖い病気です。
犬パルボウイルス感染症 血便や吐き気を起こすウイルス病で、伝染力が非常に強く死亡率も高い怖い病気です。
犬伝染性肝炎ウイルス感染症 肝炎を主とし、仔犬では突然死の原因となりうる伝染病です。眼が白く濁ることがあります。
犬伝染性喉頭気管炎 肺炎や扁桃炎などの呼吸器病を起こす伝染病です。
犬パラインフルエンザウイルス感染症 ケンネルコフと呼ばれるイヌの風邪症候群を引き起こす伝染病です。
犬コロナウイルス感染症 腸炎を引き起こします。パルボウイルスと重複感染しやすくこの場合症状が一層激しいものになります。
レプトスピラ感染症 人畜共通伝染病で、腎臓、肝臓に障害を及ぼします。


1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 半年 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年
1 3 5 9 17 23 28 33 38 43 48 53
9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年
58 63 68 73 78 83 88 93 98 103 108 113
ワンちゃんの病気の症状と潜在疾患
ワンちゃんの病気は多種多様に存在しますが、その症状も様々です。主な症状の潜在疾患を簡略的に挙げていきますのでご参考にしてください。これ以外にも多くのものがありますので、ご了承ください。
フィラリア症
フィラリアの感染は蚊の吸血によって起こります。感染してしまうと最終的に心臓内にフィラリア成虫が寄生し、様々な症状を起こす非常に怖い病気です。しかしながら、現在では予防薬の進歩により簡単に予防ができますので忘れないように行いましょう。また、一年以上予防されていない方は感染の危険性がかなり高いため、病院での診察の際は予防の有無を前もって言っておくことが大切です。